Microsoft Windows 8 Release Preview（RP)

2012年日本時間の6月1日未明に2月に公開された「Windows 8 Consumer Preview（Build 8250）」に続きWindows8のRelease Preview（RP版）が公開されました。Windows 8CPをインストールしたユーザにはメールで告知が来ました。実際には、誰でもダウンロード可能で32ビット版と64ビット版のISOイメージ版とウェブインストーラー版の2種類あり、日本語版を含む5か国で配信されています 。

インストール

Windows 7 Service Pack 1へ上書きインストール

インストールされたプログラムとWindows の設定、ユーザーアカウントとファイルが保持される。俗に言う「アップグレードインストール」でしょうか？環境を引き継ぐインストールなのでアプリの再インストールなどが必要有りません。Windows8CPでも出来たので検証環境を引き継ぎたいときは良いかも

Windows８CPがインストールされている環境へインストール

何も保持されず、以前のファイルは Windows.old フォルダーに保存されます。新規インストール状態ですがいろいろなファイルが保持されるので過去の環境を持って来るのは楽かも知れません。ちなみに、IE10の、ホーム設定とお気に入りだけは何故か引き継がれました。

Windows８RPのインストール後　DESKTOP画面

　　　　　

インストール後はデスクトップの右下に「Windows8 Rrelease Preview（評価コピー。Build 8400）」が表示されています。

内部バージョン

6.2.8400 ビルド 8400

と言うことから、Windows8はVistaの流れを汲むWindows7のアップデートバージョンになります。

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Windows 8 RP　変更点

CPからの変更点はあまり有りませんWindows8ではメトロUIを採用したことによってスタート画面はこれまでのイメージを一新。Windows Phoneと同様なタイルタイプのUIです。スタートメニューが無くなってかなり使いづらいです(^^ゞ
検索チャームによって、アプリ上でもウェブ上でも同じように検索が可能で、メールの中から必要なものを見つけ出したり、友達がFacebookに書いている内容を探したりすることもできます。さまざまなアプリを入れることで、映画のレビューや上映時間、レストランの評価なども見られるようになります。

Windows 8 RP　新機能

Windows8にはいくつか新しい機能があり便利になっています。詳細はいろいろなサイトで報告されているので参考にしてください。私が便利と思ったのはWindows Readerと呼ばれるPDFのリーダーソフトでAdobe無しでPDFが見られます。またディスクイメージのISOファイルにも標準で対応していて、ツール無しでマウントできるのは便利です。
DVDなど焼く必要は無くなるのでバーンツールは不要になるかも？

Windows 8 RP　不具合

当然のことながら、RTMではないので色々動かないソフトはや不具合は有るようです。特にセキュリティソフトはほとんどが対応していません。Windows8自体にセキュリティソフトが付いているので問題は無いかも知れません。あとOSに関わる部分（日本語IMEやブラウザ）など一部インストール時にエラーが出る場合があります。アプリケーション自体はインストールできれば使えるものがほとんどでしょう。またハードの状況を取得するインフォメーションソフトやベンチマークソフトも一部問題が出るかも知れません。この辺りはソフトのアップデートで対応されるでしょう
CPでも描きましたが､メトロUIは慣れるまでかなり使いづらいです。
タッチパッドを採用したスレートPCでは威力を発揮するかも知れません。

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